昨今保育士不足等が取り上げられることが多いですが、保育士試験の科目と実技の名称が変更される予定になっています。
「児童家庭福祉」から「子ども家庭福祉」へ
9科目の中から「児童」という言葉がこれで消えることになります。
実際に試験内容が変わることはなく、一部科目合格者の場合は新名称に引き継がれます。
1947年に制定された児童福祉法では18歳未満を児童として定義しておりますが、子どもと言うと定義が曖昧に聞こえます。
2022年4月1日からは未成年者と18歳未満として定義することになりますので、日本では18歳未満を子どもと捉える方向性のように思えます。
実技試験の分野名から「表現」が削除
各分野の名称が「○○表現に関する技術」から「○○に関する技術」へ変更されます。
これは何故かは分かりませんが、特段「表現」を強調しなくても良く、表現は自然と行われるから省略したのではないかと筆者は考えています。
名称が変わったことでどうなるのか
実際に名称が変わったことで何かが大きく変わるのかと聞かれることが多いですが、特段変わることはありません。
時代に合わせ一般に認知や周知しやすい名称へ変更されるのは良いことではないでしょうか。
是非保育士試験の科目・実技名称だけでなく児童福祉法の古き条文を改正してほしいと思います。
コメント